こんにちは。
厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏の花といえば『ひまわり』🌻
空をバックに黄金色に咲くひまわりは、見ているだけで元気が出ますよね。
各地のひまわり畑の名所では見頃を迎えているようです。
『ひまわり』の花で有名な絵画といえば、やはりヴィンセント・ヴァン・ゴッホの《ひまわり》です。
「ひまわりの画家」ともいわれるゴッホ。
彼が描いた花瓶に挿されたひまわりは7点存在し、このうち6点が現存しています。
『ひまわり』を制作するきっかけとなったのは、移住した南フランスのアルルに
画家仲間を呼び、芸術家の共同体(ユートピア)を作りたいという呼びかけに賛同したポール・ゴーギャン
との共同生活の場となる「黄色い家」のアトリエに飾るためといわれています。
ひまわりの作品の中でもゴッホ、ゴーギャンとも最高傑作と認める作品が、
ロンドン•ナショナル•ギャラリーに所蔵する『ひまわり』です。
ゴーギャンの寝室を飾るにふさわしいと自ら認めサインを施したのは2枚のうちの1枚です。
しかしながら、ゴーギャンとの共同生活はすぐに破綻してしまい、
ゴッホが自らの左耳を切り落とした事件を契機にわずか2ヶ月でゴーギャンはアルルを去ってしまいました。
事件直前に描かれたとする説がある東京SOMPO美術館に所蔵する『ひまわり』です。
ナショナル•ギャラリーに所蔵する『ひまわり』と比べるとタッチが重く、作品にも
共同生活に暗雲立ち込めていたことが示唆されている感じがします。
現在、ゴッホの現存する『ひまわり』はオランダ、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、個人蔵と世界各地に点在していますが、
大塚国際美術館では戦争で焼失した幻の『ひまわり』を含め、7つの『ひまわり』作品を陶板で原寸大に再現して展示しています。
一堂に展示されているのは類を見ないことなので、『ひまわり』作品を観たい方にはおすすめいたします!
絵画を飾るのはなかなか難しいですが、お花をおうちに飾るのは素敵ですよね!
ハルモニアでは、おしゃれなフラワーベース・花器を取り揃えております。
お部屋に花を飾って、涼やかさを演出してみるのはいかがでしょうか。
花のある暮らしは心に癒しを与えてくれます。
自分の気分に合ったお花を買って、おうちで過ごす時間を豊かにしましょう!