内祝いにおすすめの人気の雑貨ギフト・プレゼント

内祝いにNGなアイテムとその理由

内祝いには、贈ってはいけないとされるNGギフトがいくつかあります。
結婚内祝いは結婚祝い、新築内祝いは新築祝いと同様です。今回は「出産」「快気」でのNGギフトを理由と共にご紹介します。

■出産内祝いの場合

【 刃物 】
包丁やペーパーナイフ、ハサミなど何かを切るために使用する品物は「縁を切る」というイメージを抱かせてしまいます。
そのつもりがなくても相手に嫌な思いをさせる可能性があるので刃がついたものは選ばないようにしましょう。

【 現金 】
お祝いで現金を頂いたからといって、内祝いを現金や商品券にしてしまうと「生活に困っていると思われている」と相手が捉えてしまうため避けましょう。
特に目上の方には贈らないよう注意が必要です。

■快気祝い・快気内祝いの場合

病気や怪我が治った時に、お見舞いに来てくれた人やお見舞い品を頂いた方に対して感謝と報告を兼ねてお返しを贈ることを「快気祝い」または「快気内祝い」と言います。
他のお祝いと違い「もう2度とあってほしくないお祝い」であることから「消えてなくなるもの」を贈るのがマナーとされ、お菓子や洗剤、タオルといった実用品が人気です。
反対に、ふさわしくない贈り物は下記のようなものが挙げられます。

【 鉢植えの花・植物 】
植物が根を下ろす様子から根付く＝寝付くを連想させ、病気や怪我が長引く暗示であるとされています。

【 寝具類 】
パジャマなどは「病気や怪我が後に残る」「寝付く」を連想させかねないため縁起が悪いとされます。

内祝いのメッセージカードの書き方

内祝いのギフトと共に送るメッセージカードはお礼状としての役割も果たします。何のお祝いに対してのお返しかにより書くメッセージが変わります。
今回は気を付けるべきマナーと代表的な「結婚」「出産」のメッセージをご紹介します。

■気を付けるべきマナー

・本来の内祝いは、身内の幸せの”おすそ分け”として自発的に贈るもの。そのため「お返し」という言葉は控えましょう。
・目上やかしこまった相手に対しては途切れや終わりを想起させる「句読点」は使用しないのがマナーです。
※ただし仲の良い身内や友人などに送るカジュアルなメッセージカードの場合は読みやすさを重視して句読点を使用しても良いとされています。

■結婚内祝いのメッセージ文例

贈る相手との関係性や結婚式に招待できなかった方向けなど、相手の状況により文章を考える必要があります。

【 親族・友人・同僚など親密な関係性 】
・とても素敵な結婚祝いをありがとう！ささやかですがお礼の品を贈らせていただきます　これからも夫婦共によろしくお願いします
・このたびは結婚のお祝いをいただき ありがとうございました　未熟な私たちですが今後ともどうぞよろしくお願いいたします

【 年上や上司など相手が目上の関係性 】
・この度は私どもの結婚に際し過分なお祝いを賜り誠にありがとうございました　ささやかではございますが感謝の気持ちとして 心ばかりの品をお贈りします　お受け取りいただければ幸いです
　未熟な私たちですが 二人で助け合い明るい家庭を築いていきたいと思います　今後とも温かくご指導くださいますようお願い申し上げます

【 結婚式に招待できなかった方へ 】
・このたびは結婚のお祝いをいただき ありがとうございました　おかげさまで〇月〇日に無事結婚式を挙げることができました　これからも夫婦共によろしくお願いします

■出産内祝いのメッセージ文例

赤ちゃんの誕生をお祝いしてくれた方へ贈る出産内祝いは、出産祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちと共に
生まれた日や性別、ふりがなをつけた名前、名前の由来など赤ちゃんに関する情報も一緒に書くと良いでしょう。
さらに、母子ともに健康であること、育児を楽しんでいることなど、現在の状況をお知らせするのが一般的です。
贈る相手との関係性を考慮しつつメッセージを作成すると良いでしょう。

【 親族・友人・同僚など親密な関係性 】
・はるもにあ 花子（はなこ）　生年月日：2022年12月25日　体重：3000g
　お祝いをいただき、ありがとうございました。妊娠中は、たくさん気遣い頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も親子ともどもよろしくお願いします！
・この度は子どもの誕生に際し、お心遣いをいただき、ありがとうございました。春の花の咲く季節ともに生を受けた喜びを込めて、名前は花子といたしました。
　心優しい女の子に育ってくれることを願っております。御礼に心ばかりの品をお贈りさせていただきます。ご笑納頂ければ幸いです。
　親子ともども、これからも温かいお付き合いをお願いいたします。またお会いできる日を楽しみにしております。

【 年上や上司など相手が目上の関係性 】
梅雨明けが待ち遠しい折、いかがお過ごしでしょうか。この度は長女・花子の誕生に際し、お祝いをいただきましてありがとうございました。
おかげさまで母子ともに健康に過ごしております。今後は一層仕事に励んでまいりますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
なお、ささやかではございますが、内祝いの品をお贈りいたしました。お受け取りいただければ幸いです。