こんにちは、スタッフのSです。
前回のブログで夏休みに訪れた大塚国際美術館のことを書きましたが、今日はその続きを。
中世の展示コーナーを見て回っているときに思い出深い作品が目に留まりました。
「貴婦人と一角獣」
私がこの作品を初めて出会ったのは大学生の時。
某美術番組でこちらの作品を観たのがきっかけです。
この作品は6枚組の連作タペストリーからなり、それぞれ作品には主題があります。
「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、
6枚目の作品が何を意味するかについて、いまだ謎に包まれています。
中央に設けられた深青色のテントの前に立つ貴婦人が、
侍女が差し出す箱の中から首飾りを取り出して(または箱へ戻して)いること。
そして、テントの上方部に書かれた謎のメッセージ「À Mon Seul Désir」(我が唯一の望みに)
この2点が何を暗喩しているのか?
一般には、第六感と言われる「理解力」や「愛」、「処女性」などが有力とされていますが、
近年の研究では、人間と動物たちとの相違の一つである「物欲」であるという新説も浮上しているようです。
私はこの謎解きもさることながら、深紅の美しい千花模様の目にも鮮やかなタペストリーに心を奪われました💕
実物を見てみたい!!!と思っていたら、
ひょんなことからフランスに行く機会に恵まれ、
パリにある国立クリュニー中世美術館に行ったことを思い出しました。
パリの街を一人で歩いたこと、場所が分からずさまよいながら、ようやく見つけた美術館!
そんな思いでが沸々とよみがえり、ちょっと懐かしい気持ちになりました☺
さてこのタペストリーにはたくさんの動物が描かれています。
一角獣をはじめ、鳥や猿、犬や獅子、そして可愛らしい兎たち!!!
見ていたら、DITZのうさぎが目に浮かびました(^^♪
ちょっと似ていませんか?
こちらの商品はかわいくて、抱き心地が良いラビット🐇
品番DZ40562おすすめです~♪