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2019/07/30

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【スタッフブログ】憧れのベルサイユ

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こんにちは、夏が苦手なスタッフNです。

 

小学生や中高生はついに夏休み突入ですね。

みんな何をするのかな~。

 

今年のXmas商品のなかに、フランス貴婦人3人マダムがいます。。

このご婦人方を見るたびに、私の脳裏にはベルサイユ宮殿やマリーアントワネットが浮かんできます。

 

みなさんは今まで訪れた旅行先で、もう1度行きたいところはありますか?

私は迷わず「ベルサイユ宮殿」と答えます。

政略結婚のために幼くして親元を離れフランスに嫁ぎ、37歳という若さでこの世を去ることになったマリーアントワネット。

私は中学の教科書で彼女に出会い、非常に興味をもちました。何処でどの様な生活を送っていたのか知りたい思いから、

彼女にまつわる小説を色々読み、高校を卒業してベルサイユ宮殿を訪れたことがあります。

 

もともとはルイ13世が狩猟用に作った邸宅でしたが、17世紀半ばに太陽王ルイ14世が何度も増築を繰り返し作り上げたのがベルサイユ宮殿です。

豪華絢爛の「鏡の間」は有名ですよね。



この宮殿には王族だけではなく、多くの貴族も住み生活を行っていたので、マリーアントワネットたちにはプライバシーなんてものはなく、

分刻みのスケジュール管理で生活すべてを他人に見られていたそうです。

しきたりとは言え、今では考えられないですよね、相当なストレスだったと思います。

 

ベルサイユ宮殿の内装や彫刻は非常にすばらしく、さすがフランス!と思ったほどでした。

ふと窓辺に立って外を見たとき、同じ景色をマリーアントワネットやそのこどもたちも見ていたのかと思うと

なんとも不思議な気持ちになったのを今でも覚えています。

そしてさらに驚いたのは、宮殿の裏手にある庭園でした。

なんと東京ドーム220個分もあるんです。

まるでテーマパークにきたかのように手入れされた広大な庭には湖や花壇がたくさんあって、景色は最高のものです。

 


そして私がベルサイユ宮殿のなかで1番心をうたれた場所はプチ・トリアノンの庭園にある「王妃の村里」でした。

煌びやかな宮殿からは想像がつかないくらい、まるで田舎町にきたかのような素朴な母屋。

ここはマリーアントワネットにとって唯一自分らしさでいられる場所だったとされています。

この村里では野菜やチーズ作りを子供たちと一緒に楽しんでいたそうです。王妃とはいえ、やはり母ですね。

伝統やしきたり、24時間常に人目にさらされている生活のなかで、いかに安らぎやくつろぎを求めていたかと思うとはかりしりません。

 

フランス王室の調度品や建造物、絵画は非常に勉強になります。

まだまだ探求していきたい、そう思う今日この頃でした。

 


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