落語家さんが師匠から名前をもらう時は、期待と不安が半分ずつだと聞いたことがあります。
一門の一文字が入っているのか、自分の本名が含まれているのか、はたまた全く違うものになるのか。
とにかく名前をもらった時は、「ありがとうございます!」
と言うように教えられるそうです。
先日森山未來さんが、NHKいだてんの中で「朝太」という名前をもらって
とても嬉しそうにされていました。
落語家になりたいわけではないですが、
・完成されたエンターテインメントであること
(座布団の上で広がる世界は果てしない)
・聞く人をハッピーな気持ちにできること
(呑気な噺も多いですが、時にははっとさせられる人間の根本を説くような噺も)
・ひたすら己と向き合い芸を磨き続けるところ
(真打と呼ばれる一人前になるには15年かかるそう)
このような点から、落語ってかっこいいと常々思っていました。
名前をもらうなんて、粋な世界だなぁと。
普通の社会人をしていて名前をもらうことはまずないと思っていましたが、
このブログが始まるということで、名前を付けていただきました。
今とても、森山未來さんと飲んで語らいたい気持ちでいっぱいです。
名前をもらった時、突然のことでとても驚いたのですが、
「ありがとうございます!」と間髪入れず言えたかが、ただただ、思い出せません。
企画亭ぴよぴよ